ジャカルタ

優雅なオランダ時代の建築、フリーマーケット、エスニック料理

ジャカルタのダウンタウンは、インドネシアの未来を象徴するモニュメント。主要経済国の首都として、スカイラインには銀行や企業の高層ビルが並びます。

しかし、この21世紀の顔の裏側を掘り下げることは、街の複雑な遺産を発見することでもあります。装飾書法で飾られた堂々たるイスティクラル・モスクでイスラム教のパワーを感じてください。コタトゥアの優雅なオランダ植民地時代の建物を訪れてみましょう。1945年のインドネシア独立の誇り高きシンボル、モナスタワーの展望台から街のパノラマを眺めてみましょう。インドネシアの富の源、香辛料貿易に大きな役割を果たした木製のスクーナー船が、チリウン川のスンダ・クラパ港の岸壁には並んでいます。

インドネシア群島の景観をミニチュアで再現した公園、タマン・ミニ・インドネシア・インダ。歴史的な木造の家屋敷や伝統的な衣装が展示されています。あるいはワヤン博物館に立ち寄って、ジャワの文化を特徴づける怖い顔をしたパペット（人形）を見学しましょう。

ジャカルタの北にあるアンチョール・ビーチは、降り注ぐ太陽の光を楽しむのに理想的なスポット。サウザンド諸島の柔らかな砂浜へ日帰り旅行もおすすめです。都会の近くで驚きの自然が満喫できます。

タマン・アングレック・モールでお土産を買う代わりに、ジャラン・スラバヤ・フリー・マーケットで、バティックのサロングや木製の仮面を値切ってみては？古き良き時代のジャカルタに出会えます。チャイナタウンにはディスカウントの電化製品ショップもあります。高級レストランはもちろんですが、アラブ、マレー、中華、ヨーロッパの味が混ざり合ったブタウィ・ライスやスープ料理を試せる道端のワルンもぜひ立ち寄りたいもの。