ハンターバレー

有名なワイン、“農場から食卓まで”の食べ物、田園風景

1820年代にまでさかのぼるワイン造りの伝統を持つハンターバレーは、オーストラリア最古のワイン生産地です。世界的に有名なセミヨンとシラーズをはじめ、現在150以上の家族経営のワイナリーが、あらゆるテイストを満たすクラシックな品種や珍しい品種を生産しています。ぜひ試飲直売所を訪れてみてください。情熱的なワイン醸造家に会い、彼らの技術の秘密を学び、そしてもちろん、彼らの最高のワインを味見するチャンスです。

車や自転車で渓谷を探索したり、乗馬やクラシックカー・ツアーに参加、早朝の熱気球飛行で霧に包まれたブドウ園を上空から見学することもできます。

なだらかな丘陵地帯は上質なワインの栽培に適した肥沃な土地。その土壌と温暖な気候は、果物や野菜、乳製品、牧草で育てた牛肉など、農産物にとっても理想的です。高い技術を有する生産者たちが傑出したチーズ、加工肉、チョコレート、オリーブオイルを生み出しています。ファーマーズ・マーケット、道端の屋台、毎年恒例のハンターバレー・ワイン・アンド・フードフェスティバルにお立ち寄りください。地産の逸品を味わい、生産者から直接購入することができます。大自然に囲まれたこのブッシュランドには、受賞歴に輝くレストランが多数あり、創造性あふれるシェフが“農場から食卓まで”のコンセプトに基づき、季節の食材を使った革新的なモダン・オーストラリア料理を提供しています。イェンゴやワタガンズなど、国立公園のハイキングコースでは、カンガルー、ワラビー、ウォンバット、そしてたくさんの鳥類が生息する大自然の中を歩くことができます。

ウォロンビ、ブローク、シングルトンなどの村や町には、広い通り、囚人流刑地だった頃の建築物、工芸品ギャラリー、午後の冷たいビールを楽しめる大きな古いパブがあり、魅力にあふれています。