昌原（チャンウォン）

自然の美しさに包まれた最新技術と豊かな食文化

1970年代に計画的に建設された昌原の工業団地は近代技術の最先端にあり、サムスン、ヒュンダイ、斗山など、世界的に有名な韓国企業の本拠地があります。コスモポリタンで超近代的な昌原ですが、山と海に囲まれ自然にも恵まれています。ヌビジャ自転車シェアリングなどの新しいグリーン政策が行われ、季節の移り変わりに根ざした伝統的なお祭りが自然とのバランスを保っています。

昌原が一番美しいのが春。近くの鎮海の桜祭りやツツジ祭りでは、満開の花々が丘の中腹や通りを埋め尽くし圧巻です。夏には、市内に数多くある緑地の1つである龍寺ムンファ公園の芝生に寝そべってみては？秋は、モミジが赤や金色に色づき、バードウォッチャーが集まる季節です。注南貯水池では渡り鳥の大群を見ることができます。

昌原の人々は芸術や音楽も大好きです。どこへ行っても店頭のスピーカーからは最新のヒット曲が流れ、毎年9月には韓国最大の文化輸出を祝うK-POPワールドフェスティバルの最終ラウンドが開催されます。対照的に、昌原の伝統的な「韓屋」村では地元の遺産に触れることができます。緑豊かな山岳渓谷、古典的な緑、青、赤で飾られた仏国寺、俗離寺の黄金寺院など、シリコンチップが普及する前の時代が数十の仏教聖域に今でも保存されています。

昌原のレストランでは、スパイシーな干し魚料理のアグチムなど、地元の人気レシピが新鮮な食材で丁寧に調理され、家庭料理のような味わいを提供しています。